人生を見つめ直す時間を与えてくれるインドのガンジス川

世界の旅行してみたい国の中でも特にバックパッカーに人気なのがインドです。
インドを訪れると人生観が変わる、と言われていて、世界中のバックパッカーや旅慣れた人に人気の旅行先です。

インドには数多くの世界遺産や遺跡など見どころがたくさんありますが、人々に人生観が変わると言わしめ、人気なのがヴァラナシです。ヴァラナシは、ガンジス川沿いに造られた町で、インド最大の宗教であるヒンドゥー教、さらに仏教の聖地として重要な都市です。
ガンジス川は、ヒマラヤに源流を持つ全長約2500kmの大河で、ヒンドゥー教徒にとって聖なる川、とされています。

ヒンドゥー教では、ガンジス川の水が全ての罪を洗い流してくれると信じられていて、ガンジス川での沐浴はヒンドゥー教徒にとっては一生の夢なのです。
ヴァラナシでは、川岸で多くの人が沐浴をし、祈りを捧げ、そして大きな火葬場となっているため、火葬されていきます。

火葬の後の遺灰はガンジス川へと流されるのですが、ヴァラナシではこうした光景が淡々と繰り返されます。
過剰な演出は何もありませんが、生と死が混在しているかのような光景は見る人にインパクトを与え、インドに旅行した人の多くが、ヴァラナシで人生観が変わった、と言うのです。

また、ガンジス川の水は決して腐ることがないと言われ、遠くから来た人たちがポリタンクに水を詰める光景も見られますが、ガンジス川は宗教を離れると、世界で5本の指に入るほど汚い川と言われ、異教徒である日本人が口に含んだりすると、具合が悪くなったりするので、注意が必要です。

ガンジス川の対岸は、かつては不浄の地などといわれていたようですが、朝もやや夕暮れの中で見るとまるで三途の川の向こう岸のような異世界を思わせます。最近は、個人旅行でなくともツアーでもヴァラナシに宿泊できるプランが多いので、海外旅行初心者でも比較的容易に夕暮れの神秘的な光景を見ることができるようになりました。